~今日はちょっと物語風にお届け~
父さんが言ってたんだ。
「ノーベル賞をとるような
偉い人ほど腰が低いんだよ」って。
でもさ、あれはきっと
最近、僕が反抗的だから
言ったに違いないんだ。
反発ばかりしてないで
もっと人の言うことを聞けって。
腰を低く、頭を下げろって。
…って
ずっと、そう思ってたんだけど。
最近、気がついたんだ。
僕は「腰が低い」っていうと
誰かにペコペコしてる
イメージを持ってたんだけど
父さんが出会ってきた
偉い先生たちって
そういう腰の低さじゃ
ないかもしれないってこと。
だってさ。
今、目の前にいるんだ。
普通そうに見えて
すごい人たちが。
でも、その人たちにあるのは
ペコペコなんかじゃない。
"君はすでに
自分以上に何かを考えてるし
持っているものがあるよね"
と心の底から自然に思ってて
自分の言葉が
相手の持っているものを変形させないように
遮らないように
そのままのかたちで表現できるように
じっと聞こうとするんだ。
"もしかしてこうかな?"
と思ってるかもしれないけど
相手のタイミングをじっと待って
そこから出てきたものを活かしてくれる。
そんな
押しつけない姿勢や
相手の考えを尊重し「敬意」を示す姿を
父さんは「腰が低い」と
表現したのかもしれない。
今、目の前にいる人たちを見ると
そう感じるんだ。
同じ「言葉」も
解釈ひとつで
まったく変わってくる。
それが
自分の行動を決める「言葉」だとしたら
その違いは果てしなく大きい。
あたりまえに使っている「言葉」の定義を
あらためて見直すことの大切さは
こんなところにもあるのかもしれない。
ちなみに
自分の持っている定義を
あらためて言葉にして見直すことを
コーチはよくするらしい。
でもって
ひとりで考えるだけじゃなく
対話をしていくことで
自分ひとりじゃ
気づけないところにまで
思考を広げたり深められるんだってさ。
立高52期 キャリアコーチ
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