コミュニケーションをより深く学ぶために2年前から参加しているTCSプロフェッショナルコーチトレーニング。
2021年度の6期トレーニングがいよいよ本日からスタートします。
こんにちは。教職員TCS認定コーチの山下イクミです。
ついに今日から「プロフェッショナルコーチトレーニング(通称プロトレ)」が始まります。
「コミュニケーションを学ぶ文化を創っていきたい」そう心から願う仲間が集まり、自分自身や仲間と本気と本音で向き合い、国家試験Sランクレベルのプロフェッショナルコーチ試験を目指す、熱く面白く苦しい3カ月。
スタートを前に、前回までの歩みをあらためて言葉にしてみました。
4期トレーニング ~「準備」~
私が初めてプロトレに参加したのは2年前。
今思えば、1回目はただただ「プロトレの仲間に入れる」「ともに学べる」ということが純粋に嬉しくて、「どんなことが学べるのだろう」という気持ちで参加しました。
「教育現場での生徒との関わりは、テキストを通じたセッションではない。何気ない日常の中でコーチングを活かすために、自分にできることを深めていきたい!」
という想いはあったけれど、どこかで、それを「引き出してもらえる」と受け身での期待感を持っていたように思います。
そんな気持ちだったからこそ、初回に参加したときにトレーナーの馬場の「準備」についての言葉が衝撃的で。でも・・・正直なところ、衝撃はあったけれどまったく理解できていなかった。
そして、それが正直な当時の「現在地」だったようにも感じます。
「準備」とは何をすることなのか?
まずはここからのスタートだったのだと思います。
5期トレーニング ~「場」を活かす~
2回目の参加は、10年ぶりに教育現場に復帰した2020年。
正直、毎日いっぱいいっぱいで、目の前の生徒のことで精一杯すぎて、現実と自分のことに精一杯だった時期でした。
きっと気持ちも思考もすごく狭まっていて。
必死にしがみついていたものの、主体的に参加できているかというと「120%そうです!」とは言えず。トレーニングという場をきっと全然活かせていなかったというのが最大の自分の伸びしろとして残っています。
「準備」してきたものしか得られるものはない、というのがプロフェッショナルコーチトレーニングだとしたら、私が得られたものは、当時、自分が学校現場の中で抱いてきた「問い」に対してのヒントを得られたくらいだったかもしれません。
「この場」を活かすということはどういうことか?
それが3回目の参加に向けて残った「問い」のひとつでした。
6期トレーニング ~いよいよスタートの時~
そして今回。
実は、半年前くらいから「目指したい新しい世界」が見えてきて、そこにいる自分と現在地とのギャップをこれでもか!ってくらい思い知らされる日々を味わってきました。
そんな中で、プロトレへの参加は「学びのため」というよりも「やらなきゃマズい!とらなきゃマズい!」という危機感にさえ変わってきていて。
さらに、コーチ仲間の呼びかけでプロトレの事前に開催された「自主勉強会」で、ひとりで悶々とすることのちっぽけさをガツンと突きつけられた。
あ、このままプロトレを迎えてはダメだと思って、コーチ仲間に声をかけて5年後の景色をお互いに話した。
そうしたら・・・
自分ひとりで準備してきた「問い」や「モヤモヤ」はいつの間にか解決されていき、新しい「問い」へとどんどん進化していくことを実感して。
いつの間にか、私なりのプロトレの位置づけが絵になって、「なぜプロトレに参加するか」自分なりの新たな定義が生まれていました。
正直、今までにないくらい緊張している今回。
もしかしてそれは、自分なりに準備してきたからこそ、その準備がいかに未熟か突きつけられることへの怖さかもしれません。
でも、そんな挑戦を思いっきりできる貴重な場が「プロトレ」であると感じてるから。ここがやっとスタートだと思って、全力で裸の自分で臨んでいきます。
ご参加の皆さん、どうぞよろしくお願いします!
教職員TCS認定コーチ 山下イクミ